4月度コラム担当になった稲垣勝典です。よろしくお願いします。
私が剣道を初める様になったのは、父親が小さい頃に剣道をやっていた関係で一ツ木剣道クラブ発足にたずさわっていたことからです。年長か小学1年くらいに何となく始めたのではないかと思います。(半世紀も前の事で覚えていないです)
私達が小さい頃は一ツ木町の神社の中にあった公民館で週2回、土日に稽古をしていました。その他は父の指導で近所の子供が私の家の前の道路に集まって毎日素振りを行っていました。今思えば会社に行く前に子供の指導をしていた事は自分には出来ない事だと感謝しています。
小学4年生からは学校のクラブ活動でサッカー部に入り、サッカーもやっていました。勉強は嫌いでしたが、その代わりに運動神経は良い方でした。剣道とサッカーの試合が重なった時は、剣道を優先させていました。
中学の部活は剣道部に入り、そこからはサッカーはやめました。中学の部活動は顧問の先生が剣道未経験者だったので、練習メニューは自分達で考えて行っていた為、厳しい稽古ではなかったです。
高校進学は、勉強が嫌いだったので行くつもりはなかったのですが、3年生時の担任から星城高校は家から近いし剣道が強いからと進められて、高校くらいは行こうと思うようになり入学する事になりました。中学の時は厳しい稽古をあまりやらなかったので高校での稽古はついていくのがやっとでした。全国大会に出る事を目標に頑張りましたが出場する事は出来ませんでした。
就職先は小さい頃から剣道でお世話になっていた先生が豊田自動織機に勤めておられ、剣道部の枠で入社する事が出来ました。私の勉強の成績では入る事が出来ない会社へ入社出来たのは剣道を続けてやって来たおかげでした。高校も剣道のおかげで入れ、本当に剣道をやって来て良かったと思いました。
今は子供達の指導も行っていますが、自分自身では八段昇段を目標に稽古を頑張っていますので、目標に向かって頑張る姿が見せられればと思っています。
最後に剣道以外ではバイクが趣味です。みんなで山の中などを走ると嫌な事も忘れる事ができます。体が動く限り剣道とバイクは続けて行こうと思っています。